大野広幸写真の世界「夢・希望・明日」写真日記

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2009年 05月 28日

朱鷺(中国)

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中国へ朱鷺の撮影に行って来た時の写真セレクト作業がやっと終わって、飛びものを中心に掲載します。

今回の中国は、5月13日から5日間、NPO法人「トキの島」主催、「中国トキ視察・交流2009春」に参加させていただきました。昨年より約1週間早くの出発でした。

成田空港から上海空港を経由して西安空港へ・・・ホテルに着いたのは夜の11時過ぎでしたが、早速ホテル前の屋台へ直行。昨年同様、お腹に中国の料理を入れないと「中国・西安に着いた・・・」と、言う気持ちになれないのです。

昨年は晴れ続きでしたが、今回は初日から雨・雨・雨・☀・雨の天気。「何のために一生懸命仕事をして旅費を稼いで来たの言うのに」と言う思いでした。でも・・・その天気の悪さが写真の出来の良さに繋がりました。朱鷺に出会えた時には神様に感謝をしながらシャッターを押しました。

着いた翌日の朝、朱鷺の担当者とドライバーさんがホテルに迎えに来てくれて「いざ!朱鷺の故郷へ出発。朱鷺の生息している陝西省洋県までは高速道路で約300km。3時間の行程である。昨年までの高速道路が開通するまでは標高3000mの秦嶺(しんれい)山脈越えは大変な道のりだったらしい。

昨年の春、人間が育てた朱鷺(一昨年放鳥)から3羽のヒナが生まれて(1羽はヘビにのまれてしまった)そのヒナの雄が1歳年上のメスとペアになって、早くも子育てをしていることが驚きでした。(通常2歳になって繁殖行為が始まると言われている)

3日目に行った場所では、1本の木に6個の巣があったのはまたまた驚きでした。佐渡では、今春ペアリングして新たなるヒナは生まれず、オスの認識番号06番が1羽で巣つくりをしていると言う何とけなげな行為がみられているそうです。

都会では高層ビルが建ち並び、高速道路が網の目のように走っています。一歩郊外へ出て農村では、牛が耕作をして牛豚の糞尿が肥やしになっています。朱鷺のいる村では、朱鷺を特別視すること無く、日常のありふれた風景の中に生活しています。

1981年(昭和56年)春。今回伺った場所の奥の村で7羽の朱鷺が発見され、野性下で約550羽、飼育下で約600羽まで増えました。これから中国の発展開発とともに、朱鷺の保護のあり方も変わって行くだろうと言う思いを持ちました。


朝4時半。ねぐらから餌場へ飛んで行く、つがいの朱鷺。
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餌場から約500mに流れる川に3羽の朱鷺が餌を食べていた。
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田んぼでは、アマサギとコサギと一緒に行動をともにしている。
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峠越えの小さな畑に朱鷺がいた。認識票のリングをしていない。
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交尾中です。この木には6個の巣がありました。
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一昨年放鳥したペアから3羽のヒナが産まれた(1羽がヘビに呑まれる)そのヒナが1年経って親になった。
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巣立ち前の羽ばたき訓練中。もう1羽は巣立っていた。
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by photo-ohno | 2009-05-28 22:21 | 朱鷺 | Trackback | Comments(6)
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Commented by shiba at 2009-05-29 07:40 x
美しい朱鷺の姿を拝見させていただきながら、想い馳せることがあります。邦楽の会場で特別展示されていた 置物 面 です。、<天狗の由来かしら?等 思ってみていましたが>
これです。この朱鷺の表情 緋(でよいのでしょうか)の鮮やかなカラー!この鳥は日本のとり「ニッポニア・ニッポン」だったのですね、・・・
Commented by photo-ohno at 2009-05-30 21:01
朱鷺の特徴はなんと言っても顔の朱色と羽の鴇色でしょうね。

シーボルトが朱鷺の剥製を母国に送った際、日本のみで生息していると報告したために、学名が「ニッポニア・ニッポン」になったと言う事です。
Commented by falcokuma3 at 2009-06-02 21:34 x
お久し振りです。中国撮影旅行?お疲れ様でした。あの広い国土、高速が出来て移動は良かったですね。(道の出来具合は?)しかし、朱鷺の羽根特色は日本とは一味違いますね。この画像を拝見して、例のサイトの画像はどうなんでしょうかね?本来は此方の方が自然体の写りだと思いますがね。
Commented by photo-ohno at 2009-06-04 17:52
本当に広い国土で行けども行けども同じ風景です。朱鷺の故郷までは西安から300km。昔の秦嶺(しんれい)山脈越えは、電車か小型飛行機で行っていたみたいです。昨年から高速道路が出来てとても楽になったそうです。

朱鷺の羽色はやはり食べ物の違いですね。あの田ウナギを毎日飲み込んでいるのです。 

出掛ける前にあのサイトを見て「凄い!」の驚愕でしたが、私の写真もまんざら捨てたものでもないでしょ(笑)
Commented by C at 2009-06-11 23:06 x
お正月に大野さんに背中を押してもらったおかげで、
全日本写真連盟主催(後援:朝日新聞)
「日本の自然」写真コンテストにて コアジサシの給餌の写真で優秀賞を
受賞する事が出来ましたた。タイトル「デリバリー」(6月11日の朝日新聞朝刊にて発表)

この場をお借りして御礼申し上げます。

9月に作品集の発刊予定です。
Commented by photo-ohno at 2009-06-12 18:46
Cさん ご無沙汰をいたしております。 

「日本の自然」写真コンテスト・優秀賞受賞おめでとうございます。

こだわって撮影されている結果が出ましたね。写真を楽しみにしています。

また、カメラを並べての撮影をよろしくお願いします。


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