大野広幸写真の世界「夢・希望・明日」写真日記

photoohno.exblog.jp
ブログトップ
2009年 05月 28日

朱鷺(中国)

d0037421_21305275.jpg
d0037421_21303719.jpg
d0037421_2131418.jpg
d0037421_21311868.jpg
d0037421_2131322.jpg
d0037421_21314558.jpg
d0037421_21324736.jpg
d0037421_21315829.jpg


中国へ朱鷺の撮影に行って来た時の写真セレクト作業がやっと終わって、飛びものを中心に掲載します。

今回の中国は、5月13日から5日間、NPO法人「トキの島」主催、「中国トキ視察・交流2009春」に参加させていただきました。昨年より約1週間早くの出発でした。

成田空港から上海空港を経由して西安空港へ・・・ホテルに着いたのは夜の11時過ぎでしたが、早速ホテル前の屋台へ直行。昨年同様、お腹に中国の料理を入れないと「中国・西安に着いた・・・」と、言う気持ちになれないのです。

昨年は晴れ続きでしたが、今回は初日から雨・雨・雨・☀・雨の天気。「何のために一生懸命仕事をして旅費を稼いで来たの言うのに」と言う思いでした。でも・・・その天気の悪さが写真の出来の良さに繋がりました。朱鷺に出会えた時には神様に感謝をしながらシャッターを押しました。

着いた翌日の朝、朱鷺の担当者とドライバーさんがホテルに迎えに来てくれて「いざ!朱鷺の故郷へ出発。朱鷺の生息している陝西省洋県までは高速道路で約300km。3時間の行程である。昨年までの高速道路が開通するまでは標高3000mの秦嶺(しんれい)山脈越えは大変な道のりだったらしい。

昨年の春、人間が育てた朱鷺(一昨年放鳥)から3羽のヒナが生まれて(1羽はヘビにのまれてしまった)そのヒナの雄が1歳年上のメスとペアになって、早くも子育てをしていることが驚きでした。(通常2歳になって繁殖行為が始まると言われている)

3日目に行った場所では、1本の木に6個の巣があったのはまたまた驚きでした。佐渡では、今春ペアリングして新たなるヒナは生まれず、オスの認識番号06番が1羽で巣つくりをしていると言う何とけなげな行為がみられているそうです。

都会では高層ビルが建ち並び、高速道路が網の目のように走っています。一歩郊外へ出て農村では、牛が耕作をして牛豚の糞尿が肥やしになっています。朱鷺のいる村では、朱鷺を特別視すること無く、日常のありふれた風景の中に生活しています。

1981年(昭和56年)春。今回伺った場所の奥の村で7羽の朱鷺が発見され、野性下で約550羽、飼育下で約600羽まで増えました。これから中国の発展開発とともに、朱鷺の保護のあり方も変わって行くだろうと言う思いを持ちました。


朝4時半。ねぐらから餌場へ飛んで行く、つがいの朱鷺。
d0037421_187164.jpg

餌場から約500mに流れる川に3羽の朱鷺が餌を食べていた。
d0037421_1871373.jpg

田んぼでは、アマサギとコサギと一緒に行動をともにしている。
d0037421_1872625.jpg

峠越えの小さな畑に朱鷺がいた。認識票のリングをしていない。
d0037421_1873965.jpg

交尾中です。この木には6個の巣がありました。
d0037421_188554.jpg

一昨年放鳥したペアから3羽のヒナが産まれた(1羽がヘビに呑まれる)そのヒナが1年経って親になった。
d0037421_1875179.jpg


巣立ち前の羽ばたき訓練中。もう1羽は巣立っていた。
d0037421_18205043.jpg

[PR]

by photo-ohno | 2009-05-28 22:21 | 朱鷺


<< 朱鷺(佐渡島)      キジバトのドリーちゃん >>